takevinのブログ

何者にもなれない凡人の日々の成長の記録

「書く」とは希薄になった自分を高める作業だ!イケダハヤト氏の「武器としての書く技術」を読んで

イケダハヤト氏(以下、イケハヤ氏)の著書「武器としての書く技術」を読みました。
 
まだイケハヤ氏がそんなに炎上していなかった頃の少し前の本ではありますが、最近またブログを書き始めたいなと思っていたことや最近のイケハヤ氏のライフスタイルに若干憧れていることもあり読んでみました(ちなみに以前はイケハヤ氏に対してあまり良いイメージはありませんでしたが‥)。
 
読んだ結論として、「最高に面白かった」です。

 

武器としての書く技術 (中経出版)

武器としての書く技術 (中経出版)

 

本の概要

当時、月に40万字も書き続けるイケハヤ氏の哲学、技術などがとても読みやすい文章で書かれています。漢字がある程度読めるなら小学生でもスラスラと読めちゃいます。誰もが真似できるような技術ばかりで読んだその瞬間から役に立ちます。一つ一つの内容を「確かにそうだよな」と納得しながら読むことが出来ました。1本の記事を15分で書き上げるなんて可能なのか!?と驚愕はしましたが。
 

希薄になった自分を高める作業としてのブログ

全ての内容を面白く読むことができたのですが、個人的にはイケハヤ氏の「書く」という行為に対する哲学に強く共感しました。本の中で最も印象に残った一節があったので引用します。
ブログを用いた自己表現というのは、希薄になった自分を高める作業
本著の中で最も好きな表現でした。
 
僕たち現代人は、生きていく上で何かを遺せているのか?遺せずとも日々自分の頭で考え満足した日々を送れているか?情報が溢れかえっている世界で自分の意見を臆すること無く伝えることがデキているのか?
 
もし、こういった疑問にイエスと答えられないのであれば自分という個人が間違いなく希薄になっている証拠なわけですね。
こういった場合、やはり何かを変える必要があります。
 
「書く」という行為はこれらの問いに対する最も簡単な答えと言えます。
「書く」ことで自分を知ることができ、「書く」ことで更に洗練された考えを生み出すことができます。ブログを通じて世界に対して自分の意見を伝えることができます。偽りのない自分を「書く」ことで世界には多くの仲間がいることに気づけます。そして何より「書く」という行為は誰にだってできます。「書く」という行為には数え切れないほどのメリットがあり、それらは全て自分の濃度を高めてくれるわけです。
 
僕はまだブログをあまり書いていないし、そこまでこのようなメリットを享受しているわけではないので、継続的に「書く」ことを続け、自分を確立していくのが当面の目標です。なお、継続的に書き続けるコツも本著には紹介されているのでとてもタメになりますよ。
 

結論

要は、「書く」ということで人生楽しく豊かになるよってことですね。つべこべ言わず、まずは書き始めること。話はそれからですね。この本読んで「書く」という行為を始めれない人は、何読んでも無駄ですよ。
僕はこの本を読んで本当に自分のためにブログを書きたくなりました。
 
自分の書いた作品をより多くの人に読んでもらいたい方、ブログを始めてみたい方、ブログを始めてみたものの何を書いたらいいかわからない方など、多くの方に是非おすすめできる一冊です。
 
 
 
1本の記事を15分で書き上げるのは僕にはまだまだ無理そ..